受け継げるものと受け継げないもの
2011.02.27 Sunday
先日実家にちょっと寄ったら、お雛様が飾られていました
携帯の写メで撮影したのでちょっとわかりにくいのですが、
およそ110年前のお雛様なんですって
私の祖母が小さい頃に買ってもらったみたいです。
多分、当時にしたらとても高価なモノだったと見受けられます。
西村家の出は、京都です。
聞くと、わが西村家は、戦前京都で大きなカバンやさんをやっていたと。
しかも、とても「お金持ち」だったそうです!!!
そして、祖母の妹、私にとっては大叔母。
もう亡くなったその叔母は、戦前の当時では、最先端をいっていたとてもハイカラな人。
多分京都初ではないかという噂?で、
洋風のいわゆるカフェを経営していたのです。
制服はいわゆる、いまで言うメイド喫茶で着るようなフリフリの
制服を着させていたんだって!!
凄いでしょう!!
なんだか、映画の世界です。
それで、なぜ、いまの西村家はお金持ちじゃないか(笑)
まあ、よくある話で、
おじいちゃんが潰しちゃったんですね〜
孫の私からしてみると、まったく・・・って感じです。
プンプン(さとう珠緒さん、久々登場。)
ただ、その時代の、西村家の話を聞いていると、
舞台が「京都」と時代が「戦前戦後」ということでしょうか。
小説の話を聞いているようで、
リアルに経験していない私は、ノスタルジーを感じます。
いま、西村家で、昔の西村家のDNAを継いでお商売をしているのは私だけです
私は小さい頃よく、そのハイカラな叔母から可愛がられていた記憶があって、
周りの親戚からも、私が叔母の子供の頃にそっくりだと、
言われていました。
天国から、叔母に後を任されているのでしょうか???!!!
あーーー、大叔母さん、ごめんね〜
大叔母さんみたいなはじけた商売人にはなれないみたい
お雛様は代々受け継がれるけれど、
優秀なお商売人のDNAは、ちょっと引き継がれていないようです
私の祖母が小さい頃に買ってもらったみたいです。
多分、当時にしたら%